ハイドロキノンクリーム
色素を過剰に産生している状態に対する治療として医療機関で使用されているものです。
皮膚で作られるメラニンの生成を妨げることで効果を発揮します。
ハイドロキノンの効果
一般的なシミだけでなく、キズ、ニキビ、虫刺されの治癒後に色素沈着が生じた場合にも効果が期待できます。
詳しくは診察時にお問合せ下さい。
ハイドロキノン4%配合クリーム 1本 |
2,750円(税込み) |
(注意点)
ハイドロキノンは以下の副反応が見られることがあります。
● 肌の赤みや炎症
ハイドロキノンで治療をはじめる時に、皮膚の赤みやヒリつく感じがあることがあります。これはハイドロキノンがもつ色素脱失作用で引き起こされる炎症です。
治療を続けると、肌が慣れてきて自然と治まる場合もあります。少量にしたり回数を減らすのも効果的です。
赤みや痛みが強い場合は使用を中止し、受診までに患部を氷や保冷剤を用いて患部を冷やして下さい。
● 白斑(肌が白くなりすぎる)
色素の産生を抑制するという効能・作用から生じうる副作用です。長期間続けると「白斑」といって肌が白くなりすぎることもあります。
長期間使用した場合可能性が高くなりますので、気になる方は6か月くらいを目途に一度中止して下さい。
● 色素沈着
まれにハイドロキノンにより、塗布部位の色調が濃くなることがあります。これは体の広い範囲にハイドロキノンを長期間した場合にみられる現象です。
用法容量を守って、正しく使用して下さい。
まれに接触性皮膚炎や乾皮症・アレルギー反応などが生じる場合があります。
男性型脱毛症(AGA)内服
脱毛の原因となる男性ホルモンを抑制することにより、脱毛の進行を抑制する効果があります。
この治療ではっきりと効果が証明されているものは、男性ホルモンを抑える働きのあるフィナステリドやデュタステリドといった飲み薬です。
薬の効果の出現は早い人で3ヶ月程度、効果の判断には少なくとも6か月程度要します。
また、内服を中止することにより効果は次第に消失しますので、効果を実感した後も継続で内服いただくことを推奨しております。
【治療内服薬】
デュタステリド (ザガーロのジェネリック) |
8,800円(税込み)/1ヶ月 |
フィナステリド (プロペシアのジェネリック) |
5,500円(税込み)/1ヶ月 |
(注意点)
● 治療開始前と治療をはじめて1か月後に血液検査を行います。いずれも自費となります。
以降も経過に応じて必要時には血液検査が必要と場合があります。
● 副作用は、肝障害、性機能低下などですが、いずれも頻度はまれです。
● 重度な肝障害、前立腺癌、依然同じ成分でアレルギー歴のある方は女性の方は内服することができません。
● また、デュタステリドやフィナステリド服用中は献血が行えません。
献血をする際には、最低でも6か月以上服用を止める必要があります。